妖怪ウォッチがオワコンと言われるのは何故?人気低迷の理由と今後の可能性を徹底解説

アニメ

「妖怪ウォッチってオワコンなの?」「昔はあんなに人気だったのに…」

かつて社会現象とも言えるブームを巻き起こした『妖怪ウォッチ』。

しかし、2020年代に入って以降、「オワコン(終わったコンテンツ)」という言葉がSNSなどで囁かれるようになりました。

本記事では、妖怪ウォッチがオワコンと呼ばれるようになった背景とその真相、人気低迷の理由、そして今後の可能性について、徹底的に解説していきます。


妖怪ウォッチとは?時代を築いた大ヒット作品

妖怪ウォッチはオワコンと言われていますが実際にどんなコンテンツかご存知ですか?

『妖怪ウォッチ』は、レベルファイブが手がけるクロスメディア作品で、2013年にニンテンドー3DSでゲーム第1作が発売されました。

アニメ、漫画、おもちゃなど多角的なメディア展開を行い、2014年〜2016年頃にかけては社会現象とまで言われるほどの人気を博しました。

妖怪ウォッチのメダルを買うためにファンが並んでいる様子がニュースでも放映されたりしていましたよね。

  • 主人公ケータと妖怪のジバニャンを中心とした物語

  • コミカルで親しみやすいキャラクターたち

  • 妖怪メダルを使った連動玩具

  • 子ども向けながら、世相や人間関係を風刺したストーリー

こうした要素が子どもたちを中心に爆発的な支持を集め、関連グッズやゲームは軒並み品薄。

映画は何度も動員ランキング1位を獲得し、一時は「ポケモンを超えた」とまで言われていました。

私も見ていた世代ではないのですが、それでも主要キャラクターの名前や姿は知っていましたし、子ども達が騒いでいたのをよく覚えています。


妖怪ウォッチが「オワコン」と言われるようになった理由

では、なぜそんな大人気の妖怪ウォッチシリーズが「オワコン」と呼ばれるようになってしまったのでしょうか?


主な要因を3つの視点から見ていきましょう。

ターゲット層との乖離

初期の妖怪ウォッチは、小学生低学年〜中学年をメインターゲットにした親しみやすい作品でした。

しかし、アニメシリーズ『妖怪ウォッチ シャドウサイド』(2018年)では、ダークな雰囲気とシリアスなストーリー展開に大きく舵を切りました。

この路線変更により、当初のファン層が離れてしまったのです。

「子ども向けだったのに怖くなった」「うちの子が泣いて観られない」といった声も多く聞かれました。

確かにかわいらしい印象が強いアニメだったので、どうしてこんなに急に怖い表現になったんだろう、と私も単純に疑問でした^^;

新しいコンテンツとの競争激化

妖怪ウォッチのオワコンの理由に、新しいコンテンツが増えてきたことも理由にあげられています。

『ポケモン』や『ドラえもん』といった長寿作品に加え、『鬼滅の刃』や『スプラトゥーン』『マインクラフト』などの新たなコンテンツが次々と登場。

子どもたちの興味関心は分散し、妖怪ウォッチがかつての独占的なポジションを保つのは難しくなりました。

今youtubeを子供たちが当たり前に見るようになり、一つのアニメだけが独占的に人気、という時代ではなくなってきたのかもしれませんね。

メディア戦略の失速

妖怪ウォッチのオワコンの理由に、メディア戦略が失速していったこともあります。

かつての妖怪ウォッチは「ゲーム→アニメ→おもちゃ→映画→漫画」と、あらゆる媒体を連携させたクロスメディア戦略で成功しました。

しかし、近年はその勢いに陰りが見え、露出も減少。

新規ユーザーの獲得に苦戦しているのが現状です。


現在の妖怪ウォッチの状況は?本当にオワコンなの?

一部ではオワコンと言われつつも、妖怪ウォッチは完全に終わったわけではありません。

2021年にはアニメ『妖怪ウォッチ♪』が放送開始。

原点回帰ともいえる明るくポップな作風が話題を呼び、かつてのファンから「懐かしい」「ジバニャンたちが帰ってきた」と好意的な声も。

また、2023年にはスマホゲーム『妖怪ウォッチ ぷにぷに』が引き続き安定した人気を誇っており、大人の“懐かし勢”からも根強い支持を得ています。

さらに2025年現在、YouTubeでのアニメ無料配信やTikTokでの短尺展開など、新たな時代に合わせた発信も進行中。

少しずつではありますが、再浮上の気配も感じられます。

うちのyoutubeにも気づいたら妖怪ウォッチのチャンネルが現れてて、懐かしくて息子と一気見してしまいました^^

無料で見られるのもありがたいポイントですよね。


妖怪ウォッチに復活の兆しはあるのか?

完全復活とまではいかないものの、「ジワジワと再評価されている」というのが正確な現状でしょう。

かつての子どもたちが今では高校生・大学生・社会人となり、「あの頃の妖怪ウォッチ、今見たら面白いかも」という声がSNSやYouTubeのコメントで散見されます。

また、近年のノスタルジーブームの流れに乗って、「平成アニメの名作」として語られることも増えてきました。こうした流れは、ポケモンが再ブレイクした過去にも通じる部分があります。

復活には以下のような要素が鍵となりそうです。

  • 初期ファンへのノスタルジー訴求(懐かしキャラ・音楽など)

  • 現代のSNSやYouTubeに適応した発信戦略

  • 他作品とのコラボや期間限定イベントによる話題性の確保

今後の妖怪ウォッチの展開も、昔から知っているファンも期待しているようなので楽しみですね^^


まとめ|オワコンと言われても、妖怪ウォッチはまだ終わっていない

たしかに、2014年〜2016年のピークと比べると妖怪ウォッチの勢いは落ち着いています。


しかし、それは「ブームが終わった」だけであり、「作品として終わった」というわけではありません。

むしろ今は、新たな形での再スタートを模索する“転換期”とも言えます。

ファンの声や市場の変化に敏感に対応できれば、再びあの熱狂を巻き起こすことも不可能ではないでしょう。

「妖怪ウォッチ=オワコン」と一刀両断するには、まだ早いのではないでしょうか。

息子と共に妖怪ウォッチの今後の展開に期待したいと思います♪

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